2014年10月20日月曜日

鎌倉城外郭を守ろう:

鎌倉城外郭を守ろう:





「鎌倉遠望  ある日突然」    by Kazuo Hanamata



                     



鎌倉の山並みを次世代に残そう

ある日突然、山稜にゴミ焼却場の煙突がニョッキリ顔をだす日が近い !

2014年9月30日火曜日

鎌倉市は国指定史跡の裏山をゴミ焼却炉の候補地の一つとしました。皆さんの声が必要です。詳細は下記をクリックしてください。


http://www.change.org/p/鎌倉市長-鎌倉城外郭を守ろう
9月29日、梶原山町内会は野村総合研究所跡地にゴミ焼却場を建設することに反対する署名を集め10、504筆の署名簿を鎌倉市長に提出しました。大峯自治会も協力しました。

 
 

2014年9月26日金曜日

鎌倉城と外郭





鎌倉市の歴史的風土の特性と鎌倉城

古都鎌倉は、奈良や京都が「王城の府」であったのに対し、「軍営の府」としての性格をもっており、したがってその歴史的風土も、武士の都としての歴史にまつわる様々な文化遺産と天然要害としての背後丘陵の自然環境が結びついて形成されているところに大きなと特色が見られる。

 往時の鎌倉は、三方を山に囲まれ一方が海に開けているため、攻撃に対して守りやすい地形を備えていた上に、山々の尾根は城壁としての役割を果たすように造成され、木々が取り払われて削平されていた。このように、鎌倉はまち全体が幾重にも重なる山々の城壁にかこまれた城郭都市としての構えを備えていたことから「鎌倉城」と称された。

「鎌倉城」の構造は、平坦地とこれに連なる谷戸を中心に市街地が形成され、行政施設や御家人の屋敷、社寺が配置されていた。これに通じる山々には、外部とつなぐ交通路として、また、防衛のための砦としての役目を果たす7カ所の切通しが設けられたほか、その外側にも街道沿いの要衝地などに砦が設けられ、重層的な構造をもつ鎌倉城が形成されていた。

 現在は、この七切通しと鎌倉五山と呼ばれる社寺地をつなぐ山々及び谷戸の区域が歴史的風土保存区域の指定を受けている。
”まさかの場所(赤印の場所)”をゴミ焼却場建設の候補地にした鎌倉市政の愚挙!

国の指定史跡、古都保存法、特別緑地地区に守られている緑の真ん中をゴミ焼却炉建設の候補地に選ぶとは、まさか、の驚きである。鎌倉の山々は中世初期の貴重な山城である。その自然を利用した城壁は世界的にも貴重な歴史遺産であり清掃工場を建設して環境と景観を破壊するべきでない。

鎌倉城外郭の上にゴミ焼却炉(清掃工場)を建設することは残された”最後の鎌倉らしさ”を失い、同時に世界の笑いものになる。

2014年9月25日木曜日

大仏ハイキングコースの脇にゴミ焼却炉を建設することは鎌倉市の愚挙である

大仏ハイキングコースは、鎌倉市が世界遺産候補地に挙げた化粧坂口、大仏坂口、武家屋敷跡地(北条政村邸)を尾根伝いに縫ぐように走る中世の貴重な古道である。

今日、奇跡的にも残された古道の一部は、鎌倉五山浄智寺と大仏の間を結ぶ国内外に人気の高い散策路である。その風光明媚なハイキングコースの脇にゴミ焼却場を建設することは、非常識である。国際観光都市としては世界から非難されるであろう。

2014年9月24日水曜日

鎌倉の緑と史跡を守ろう

「わたくしたちは、鎌倉が世界の鎌倉であることを誇りとし、訪れる人々に良識と善意を持って接します。」 鎌倉市民憲章より

  三方の山々の一角にゴミ焼却炉を建設することは鎌倉市民憲章に反する。

野村総合研究所跡地は「文化と教育」の為に鎌倉市に寄付された経緯があることを鎌倉市長は忘れないで欲しい。